肥溜めの中に咲く...

すべてを無に帰す臭さを発明しました

元気が出る話

アダルトVRを漁るのが趣味なんだけど、すごく面白いものを見つけたのでご紹介。

鮎子という女③

鮎子が「放心状態木村氏」として活動していたころは、氏を40代ぐらいのテロリストか悪魔だと思っていた。 しかし蓋を開けてみれば、中の人は音大に通う華奢な女の子だった。 僕が高校2年生(童貞)という言わば子供の頃に出会ったため、より大人っぽく見えてし…

鮎子という女②

僕が子供から大人へと徐々に成長していく過程で、鮎子の中に潜む闇が少しずつ理解できるようになってきた。 例えば鮎子がよく話題に出す声楽家の年老いた教授についてだが、傍目に見ても生徒と教師の関係では無さそうだった。 なぜなら二人で熱海旅行に行っ…

鮎子という女①

高校生の頃、楽天ブログにハマっていた。 簡単に個人のブログや掲示板を持てて、相互リンクのようなフレンドシステムもあった。 そして何よりハマったのが、ページ全体をHTMLやCSSで好きなように改変できること。 当時そういった言語に関する知識は皆無だっ…

マッチポンプ

ある夏のことです。 その日は異例の厚さで、クーラーの冷却も追いつかず暑さのあまりパンイチTシャツで在宅勤務をしておりました。 当時の僕は、社長が座るようなふかふかで、デカくて、黒光りした椅子に憧れていまして、大枚はたいて数万円の椅子を購入しま…

憐憫と哀憐

父親とは一体何なのでしょうね。 家庭を守るとか、子を強く育てるとか、そういう画一的なものではなくて、もっと本質的な、もっと濃度の濃い、父親と定義される人々の根幹部分を、今や漠然となってしまったそのナニカを知りたかったです。 しかしソレを知る…

佐藤という男(2010年03月10日)

僕は幼少のころ、横浜市内名門のスイミングスクールに毎週一人でバスを乗り継いで通っていた。右も左もわからない中、メキメキと力をつけ、一年足らずでタコさんチーム(クロールが泳げるグループ)まで昇格した。褒められると伸びるタイプだった僕は、コー…

田中という男

大学3年生のころ、僕はとても派手な見た目をしており、 金髪坊主を松本人志よりも先に取り入れた、前衛的ファッショナブルなトレンディイキリ大学生だった。 そんな陽の者の象徴であるかの僕が、なんと陰の者の象徴である将棋部を立ち上げたことからこの話…